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第39回鈴鹿山系清掃登山 山頂アピール
6月5日(日)に三重県勤労者山岳連盟との共催で、御在所岳、藤原岳の二山域で鈴鹿山系清掃登山を行いました。25団体、757人が参加しました。
御在所岳の山頂広場で行われた集会では、山頂アピールを採択。その後、下山しながら清掃を行い、300キロ以上のゴミを拾い集めました。

御在所岳での集会。約600名が参加しました。

藪の中や岩陰からゴミがたくさん回収されました。
鈴鹿山系清掃登山を掲載していただいた新聞記事はこちらです。
・読売新聞
・中日新聞
最後になりましたが、ここに集会で採択された「山頂アピール」を掲載します。
第39回清掃登山 山頂アピール
山と自然を愛するみなさん、登山を愛するみなさん。
私たち勤労者山岳連盟は6月の第一週を自然保護月間と位置づけ、毎年、清掃登山を実施してきました。今日も、全国の仲間たちが日本中の山々で一斉に清掃登山を行っています。清掃登山は、登山者自身がゴミを拾うことで、山からゴミを一掃するだけでなく、多くの人たちに自然の大切さ、美しさを知ってもらうと共に、自然保護や地球環境保護へ目を向けてもらう、「誰でもできる自然保護運動の第一歩」としての意味を持っています。この鈴鹿山系清掃登山も、第1回の実施から今年で第39回を迎えました。この間に自然保護運動は大きく発展し、私たち登山者と自然とのつき合い方もまた、大きく変化してきました。しかし、自然破壊・環境破壊はさまざまに形を変えてあいかわらず私たちの生存環境を脅かし続けています。この数年の間に、豪雨などによる登山道の崩壊や、ササ枯れをはじめとした動植物の生態の変化など、鈴鹿の山々も目に見えるほど大きく変化してきています。
三月に起きた東日本大震災は、未曽有の被害をもたらすとともに、人間の手が作り出した原子力施設をも破壊し、それらが決して安全ではないことを改めて世界に発信することとなりました。一日も早い被災地の復興を願わずにはいられません。私達は、登山者の立場からこうした自然災害や、地球温暖化などをいま、見つめ直すことを求められています。
この清掃登山を通して、自然破壊や環境破壊を食い止めるために、次のような取り組みをおこなっていきましょう。
1.登山を通して、多くの人たちに自然の美しさ大切さを伝えましょう。
2.山にゴミを捨てない、捨てさせない、持ち帰るというモラルを広げ、定着させましょう。
3.自然破壊につながる行為一つひとつに、監視の目を向けましょう。
4.山岳自然を守る立場から地球環境の破壊・悪化を防止する取り組みの輪を広げましょう。
2011年6月5日
三重県・愛知県勤労者山岳連盟
第39回鈴鹿山系清掃登山 山頂集会
御在所岳の山頂広場で行われた集会では、山頂アピールを採択。その後、下山しながら清掃を行い、300キロ以上のゴミを拾い集めました。

御在所岳での集会。約600名が参加しました。

藪の中や岩陰からゴミがたくさん回収されました。
鈴鹿山系清掃登山を掲載していただいた新聞記事はこちらです。
・読売新聞
・中日新聞
最後になりましたが、ここに集会で採択された「山頂アピール」を掲載します。
第39回清掃登山 山頂アピール
山と自然を愛するみなさん、登山を愛するみなさん。
私たち勤労者山岳連盟は6月の第一週を自然保護月間と位置づけ、毎年、清掃登山を実施してきました。今日も、全国の仲間たちが日本中の山々で一斉に清掃登山を行っています。清掃登山は、登山者自身がゴミを拾うことで、山からゴミを一掃するだけでなく、多くの人たちに自然の大切さ、美しさを知ってもらうと共に、自然保護や地球環境保護へ目を向けてもらう、「誰でもできる自然保護運動の第一歩」としての意味を持っています。この鈴鹿山系清掃登山も、第1回の実施から今年で第39回を迎えました。この間に自然保護運動は大きく発展し、私たち登山者と自然とのつき合い方もまた、大きく変化してきました。しかし、自然破壊・環境破壊はさまざまに形を変えてあいかわらず私たちの生存環境を脅かし続けています。この数年の間に、豪雨などによる登山道の崩壊や、ササ枯れをはじめとした動植物の生態の変化など、鈴鹿の山々も目に見えるほど大きく変化してきています。
三月に起きた東日本大震災は、未曽有の被害をもたらすとともに、人間の手が作り出した原子力施設をも破壊し、それらが決して安全ではないことを改めて世界に発信することとなりました。一日も早い被災地の復興を願わずにはいられません。私達は、登山者の立場からこうした自然災害や、地球温暖化などをいま、見つめ直すことを求められています。
この清掃登山を通して、自然破壊や環境破壊を食い止めるために、次のような取り組みをおこなっていきましょう。
1.登山を通して、多くの人たちに自然の美しさ大切さを伝えましょう。
2.山にゴミを捨てない、捨てさせない、持ち帰るというモラルを広げ、定着させましょう。
3.自然破壊につながる行為一つひとつに、監視の目を向けましょう。
4.山岳自然を守る立場から地球環境の破壊・悪化を防止する取り組みの輪を広げましょう。
2011年6月5日
三重県・愛知県勤労者山岳連盟
第39回鈴鹿山系清掃登山 山頂集会